桃井のりこのプサンブログ『Blog☆ワッタカッタ釜山』

先週、月曜にソルラル（旧正月）を終えたばかりの韓国ですが、来週、月曜にはテボルム（小正月）を祝います。このテボルムは、旧暦の１月15日で、ソルラルから初めての満月を迎える日です。一年でもっとも大きな、輝く満月が見られるとか。
毎年、テボルムには韓国各地で関連行事が行なわれ、五穀豊穣や家族の健康を願います。釜山でも各地でイベントを開催。なかでも海雲台で行なわれるテボルムの民俗祭り「月見温泉祭り」は全国的に有名です。海雲台ビーチに松の木を組みあげて巨大な造形物を設置し、それを燃やしながら、昨年の厄を払い、新しい一年の平安を祈ります。満月の下、パチパチと燃え上がる炎は神秘的で幻想的。炎を見ていると、なんだか、厳粛な気持ちになります。炎が燃え尽きるまでそのままにしてあるので、私はひとけが少なくなる深夜に行って、静かに見るのが好きです。日中はパレードや民俗遊びなどの伝統的なイベントも開催されます。


（写真／海雲台区庁）

テボルムには五穀豊穣を願う意味で、五穀米とナムルを食べるのが習わしだとか。私たちが七草の日に七草粥やお彼岸におはぎを食べる感覚で、各家庭でテボルムの料理味わいます。私も友達の家でごちそうになったことがあります。飛行機の混雑と高値で、来週のテボルム、見れるかどうか。まだまだ不明です。

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