桃井のりこのプサンブログ『Blog☆ワッタカッタ釜山』

韓国人の海外旅行の急増傾向と
ここ最近の円安ウォン高の影響もありで、
東京の私のところにも、
釜山からのお客さんが増えています。嬉々。
そのため、「外国人が好きなそうな場所」
「外国人が好きそうな食べ物や商品」など、
意識的に考える日々です。


☆やはりドラッグストアの人気は堅調！
　目的はカイロ！韓国にもホットパットの名でありますが
　日本産が値段も安く、性能もよいのが理由！


☆とっても喜んでもらえたのがラムネ！
　何度か日本に来ている方ですが、初めての体験

ラムネは、なぜ、ボトルに商品名や会社名がないか
聞かれました。「このボトルの形がラムネの象徴であり、
決まった会社が製造し、基本的に祭事やイベントで
販売のため」と答えました。
当たり前と思っていましたが、確かに疑問ですよね。
また、ヤマトのクロネコ、ヤマハ音楽教室のリンゴちゃん（？）
といった企業や商品（サービス）のマークも目を引くようです。
「日本人はキャラクーターを作るのがうまいですね」と
お褒めの言葉もいただきました〜。


☆町のあちこちで見かけるこのマークも
　「カワイイ〜〜〜」

個人的には釜山女子が「おかしのまちおか」で
ペコちゃんのチョコレートを箱買いしている姿を見て、
なんだかうれしくなってしまいました♡

食べ物はやはり手軽なラーメン？
男子にはやはり日本のトンカツ（トンカス）やカレー、
アサヒの生ビール（センメクチュ）が好評です。

そのほか「金魚釣りがしたい」
「ガチャガチャがしたい」のリクエストもありで
大人女子としては即答できず汗。

実際に一緒に行動すると、こちらの考えと
釜山人の反応と関心には違いもあり、
その意外性がおもしろく、
そして、インバウンドという観点で
勉強になる日々です。ネタにもいいかも！？

東京〜釜山線も増便の傾向にあるので、
釜山人がたくさん東京にくるといいな〜と思っています。






　

先日、1月20日、海雲台海水浴場で
「第24回北極熊水泳大会」が行なわれました。
2000名以上もの参加者とギャラリーで
真冬のビーチは早朝から熱気ムンムン！
厳しい寒さが瞬く間に吹き飛ばされました！
私も昨年に続き、行ってきました。


☆海雲台らしくサンドアートも登場！


☆恒例のマッチョなお兄さんも走り回り.....


☆水面に海鳥のように小さく見えるのが、
　参加者が競泳する姿です


☆イベントやパフォーマンスも多彩。
　私も秘かに写っています〜


☆おつかれさまでした〜〜〜〜〜〜〜！
　私の知人も参加しました

釜山海祭り、国際映画祭、釜山世界花火大会が
釜山三大イベントとして有名で、
観光客も多数見物に訪れます。
しかし、春夏秋冬と通年、地元密着のユニークな
イベントも多数、開催されています。
このようなイベントでは、
釜山の人たちがちょっぴり身近に感じられるはずです！
私もブログや釜山びよりで紹介していくつもりです。
みなさんもぜひ、一度、見学してみてください。







　

釜山北部、金井山の裾野に広がる東莱区 温泉場は、
韓国最古の温泉として有名です。
朝鮮王朝時代には東莱府庁が置かれていた
由緒ある地でもあり、
町の随所にその歴史と文化が残されています。

温泉としては温泉施設の「虚心庁」や
無料の「露天足湯」が有名で、泉質は単純食塩泉。
地元の人が利用する一般公衆浴場や温泉ホテルも多く
気軽に利用できるのが魅力です。
私は温泉場では「東邦観光ホテル」を利用します。
客室の浴室も温泉水なので、
寝る前と起きたときに、のんびり温泉が楽しめます。
夏の汗疹などもすぐに治りました！

温泉場のグルメは
刺身や寿司、居酒屋など日本料理が目立ちます。
そのほか、金剛公園周辺の
東莱都護衛門（望美楼）が建つ通りには、
パジョンや豆腐料理、キンパプなどの食堂が並び
人々がマッコリ片手にくつろぐ姿が目に入ります。



☆東莱都護衛門（望美楼）をくぐり、金剛公園へ


☆値段も手ごろで庶民的な雰囲気の店がたくさん


☆豆腐料理の食堂でマッコリ片手に....
　あ、これ朝の9時の様子です。。。。

まだまだ寒さが続く、冬の釜山。
温泉町の風情とポカポカの温泉、熱々のチゲが
冬の醍醐味を教えてくれます〜。






　

釜山の東部に広がる機張は、
釜山の中でも大好きなエリアのひとつです。
日曜の午後、知人に機張でモメチョアヨ（身体にいい）な
食事をしようと誘われて行ったのが、
シゴルパンサンチプ。田舎料理の家といった意味です。
ここは周辺でも人気店のようで、
中庭には数組のお客さんが待っていました。
私たちもコピを飲みながら、20分ほど待ちました。

さて、私たちが注文したシゴルパンサン定食は、
韓定食の例にもれず、おかずがたっぷり。
どのおかずも野菜をふんだんに使用、味付けも薄く、
まさにヘルシー！桑の葉の石鍋飯もはじめての体験でした！
ちなみに뽕잎차 桑の葉のお茶も
韓国ではよく飲まれています。


☆待ち合いにもなっている中庭。
　週末は予約をしたほうがいいようです


☆おなかペコペコなところにお粥から始まり
　どんどん料理が運ばれます。色彩も鮮やかです


☆桑の葉の石鍋飯。ビタミン豊富な桑の葉。
　カルシウムは小松菜の1.5倍、カロチンはほうれん草の10倍！
　ごはんのあとはヌルンジで味わいます


☆近くには磯の香りがする海。
　穏やかな日曜の午後

この定食は２名分で27000W。
ボリュームと内容からもかなり満足です。
ここは海雲台から車で約15分、
海東龍宮寺の観光とセットにするといいかもしれません。

◎シゴルパンサンチプ　시골밥상집
　☎051-721-7718
　MAP▶こちらをクリック






　

韓国料理の中でも日本人に人気の
トルソビビンパ（石焼きビビンパ）。
私も釜山でトルソビビンパをよく食べます。
最近のおすすめは、
コンドゥレ（高麗アザミ）をのせたトルソビビンパです。
コンドゥレは江原道でよく知られる山菜で、
昔からナムルや釜飯、石焼きビビンパなどに
使われてきたそうです。
ビタミンやカルシウムが豊富で、
高血圧や糖尿病などのほか、悪性腫瘍にも
よいといわれているそうです。
釜山では数少ないコンドゥレのトルソビビンパを
味わえるのが、センタムシティのチルペクコジです。


☆野草特有のほのかな苦みと豊かな香りが◎
　いかにもモメチョアヨ〜


☆場所はロッテデパートの斜め裏で
　アクセスも便利です

コンドゥレトルソビビンパは１万2000W。
コンドゥレの香りとおこげの香ばしさにはまります。
もちろん、おかずもたっぷり付いてきます。
この店はウェルビーング志向のため、
化学調味料などは一切不使用。
夜はコンドゥレマッコリもおすすめです〜。
ちなみにこの店、
俳優のカン・ウソン氏が共同オーナーだそうです！

◎チルペクコジ
　海雲台区佑洞148 デウワールドマークセンタム２階　
　☎051-742-7008　11:00〜22:30 年中無休






　

11月末にも海雲台のフグ専門店を紹介しましたが、
その第２弾は、温泉場で食べたフグ料理です。
温泉場はその名の通り、温泉地として知られ、
温泉ホテルや温泉施設があり、
その周辺には日本料理店や海鮮料理店が多いのが特徴です。

先日、友人に誘われて行ったのが、
温泉場の少し外れにある統営チョルポクです。
統営は美しい景観を誇る島々と、
周辺で獲れる新鮮な魚介類で有名です。
店名のチョルポクとは、統営名物の小さなフグのこと。
今まで釜山ではフグチリを食べることが多かったのですが
ここではポクスユク（フグを茹でたもの）を初めて食べました。


☆ポクスユク、50000W。
　４人でお酒を飲みつつ味わいました！


☆日本同様にひれ酒もありました。
　この量でなんと3000W〜！


☆ネオンが輝く、夜の温泉場も好きです

ポクスユクはフグの肉が持つうま味を堪能できます。
料理にはスープやおかずなども出てきて大満足☆
ちなみにフグの皮はコラーゲンもたっぷりだそうです。


◎統営チョルポク　통영졸복집
　☎051-556-5684　東莱区温泉洞184-6
　MAP ▶こちらをクリック






　

2011年に放映された韓国ドラマ「女性の香り」でロケ地となり、
釜山人の間でもどんと注目度が上がった沖縄。
ドラマ放映中は多数の釜山女子から
「沖縄に行きたい！」との言葉を聞きました。
そんな沖縄へ、現在、アシアナ航空が釜山〜那覇線を
定期チャーター便として週２回運航しています。
大好きな釜山と沖縄がつながった！ということで
私もぜひ、釜山女子と沖縄に遊びに行きたいです〜。
沖縄女子にも釜山へ遊びにきてほしいなとも思います。
そして、通常の定期便として
釜山〜那覇線が定着するといいな〜と願っています☆

最近は関空発釜山行きのチケットが異常な安さで出ているので
大阪→釜山→那覇→釜山→大阪というルートで
旅するのもおもしろいかもしれません。









　

10年前の釜山ではおいしいパン（コーヒーも...）が
なかなかみつからず、海雲台ならOPSぐらい？でした。
しかし、この数年で
おいしいパンやスイーツが急増したと感じます。
地下鉄の駅周辺にはパリバゲットがあり、
デパ地下ではフォションやダロワイヨのパンも買えます。
このような有名チェーンは安心のクオリティですが、
注目したいのはおしゃれなカフェ・ベーカリーです。
私の好きな海雲台にも、そんなスポットが目立ちます。

まずはマリンシティのiPark 商街１階にある
THE MENAGERIE です。
モダンスタイリッシュな広々とした店内には、
ケーキのショーケース、パンコーナー、
カフェコーナーがあります。
ケーキは洗練されたデコレーションのものが多く
パンもバゲット類からペストリーまで種類豊富にそろいます。
値段は釜山としてはちょっぴり高めかもしれません。
私はここのクロワッサンが好きです。


☆おしゃれなブティックといった趣き


☆焼きたてのパンが並びます


☆見た目も本当においしそうです〜

そして、先日、友達に連れられて行ったのが
海雲台新市街地にある Cafe ASLAN　です。
ビルの一角にあり、１階２階が店舗です。
カフェメインで、テーブル間隔も広く
ゆったりとくつろげるのが魅力です。
ここのパンはプリッツエルやフォカッチャなどが
私的におすすめです。
韓国でこんなにおいしいプリッツエルはここが初めて！
デザート系も少々置いています。コーヒーも美味。


☆クリスマスシーズンに行ったので、
　シュトレーンもありました


☆店内中心部は吹き抜けになっています

これからは海雲台以外のエリアでも
おいしいパンを探して歩くつもりです。






　

港町・釜山ではあちこちで新鮮な魚介類が味わえます。
チャガルチ市場がその代表格ですが、
つぎに有名なのが広安里です。
広安里ビーチの西側一角が民楽刺身タウンといわれ、
ビル全体に卸と海鮮専門店が入る刺身センターや
路面に並ぶ刺身専門店、卸市場側に軒を連ねる屋台村など
さまざまなスタイルで、鮮度自慢の刺身料理が楽しめます。

先日、仕事で訪れたのが、
ソンジンフェセンターの３階にある眞フェチプ。
このビルは１階に卸センターがあり、そこで選んだ魚介を
上階に入る食堂で調理してもらうシステムなので
外国人観光客はちょっぴり戸惑いますが、
このお店は店内に生け簀があるため、
席についてからオーダーすればいいので気楽です。


☆素材となる魚介は仕入れ先などもしっかり管理


☆前菜も美しく、そして魚介満載！


☆海を一望。この日はあいにくの曇天でした。
　美しい夜景も自慢だそうです


☆広安水辺路に面した建物です

予算は刺身コース 2万5000W、3万5000W。
前菜から食事までついているので、すごいボリューム。
コースの値段の違いは刺身の品数です。
どれも旬の天然産を使用しています。
オーナーご夫婦の人柄もいい感じでした☆

最近、おしゃれなカフェやレストランが増えている広安里エリア。
ここでシーフードを堪能し、ダイヤモンドブリッジを目に
コーヒーを飲むのも、おすすめのスタイルです。


◎眞フェチプ　진횟집
　☎051-757-0303　10:30〜翌2:00
　ソンジンフェセンター3F
　MAP▶こちらをクリック






　

11月末、金井区の全州韓紙文化院に行ってみました。
以前、なにかの記事でみかけて気になっていたのです。
ここは2011年10月に開館した全州の韓紙文化を紹介する
スペースで、釜山出身の柳貴和（류귀화）さんほか、
韓紙工芸のアーティストの作品を展示、
韓紙工芸教室も開催しているそうです。



☆展示のほか、一部小物の販売もしています


☆韓国の伝統的な薬箱、韓紙にて製作


☆ダイナミックでモダンな韓紙アート！
　ステキ！まさに圧巻！
　チョン ヨンイル（전영일）さん作


☆愛らしい人形も並びます


☆地下鉄１号線長箭駅、一番出口前。
　カフェも併設しています

なお、南浦洞の光複路にも系列の文化院があるそうです。
ツーリストには光復路のほうが便利かもしれません。
次回、のぞいてみるつもりです。

◎全州韓紙文化院　☎051-582-7595