桃井のりこのプサンブログ『Blog☆ワッタカッタ釜山』

釜山びより春号で「釜山医療観光」を紹介するため、
２月〜３月と釜山の韓医院や美容整形、
総合病院、大学の医療観光施設などをまわりました。
そんな中で、とても印象に残ったのが
藝和人女性医院のファン・インソプ院長です。

この医院では、婦人科、美容整形のほか
性(sex care)を取り扱っているのが特徴です。
このsex careとはおもに、性交痛、産後の患部形成、
セックスレスカップルのカウンセリングということです。
なかでも性交痛に関して力を入れているそうで、
イメージ的に更年期の女性かと思いきや
20〜30代の女性がメインだそうです。
また、産後の患部形成というのも
夫婦生活には欠かせないケアだそうで、
だんなさんとの良好な関係を考えて
訪れる女性が多いとか。
院長がこのようなことに力を入れているのは、
人間にとって食事や睡眠同様に性生活が重要で、
ホルモンバランスが調うことで心身が健康になると
考えるからだそうです。
また、夫婦関係の満足度は離婚率と反比例すると
分析しているそうです。
これらの治療、そして、美容整形も含め、
問題点をケアすることでその後の人生に自信が
持てるのも治療の効果だと考えているそうです。

言葉の問題（専門用語も多くて）もあり、
院長の考えを100％理解したとは思っていませんが、
なかなか興味深いお話でした。
性というカテゴリーを取り上げる院長は
釜山ではこの分野の第一人者です。
日本人が目を背けがちなことに、
真正面から向き合う院長もですが
人生をよくするために治療を受けにくる
韓国の人たちに文化の違いを感じました。


☆まずカウンセリングをしっかり行ない、
　治療を開始します

出産経験もない私なので、はじめて院長室に行ったときは
リアルな模型（写真）などを見て、
けっこうショッキングでしたが、
２回目からは目も慣れて（？）、
大和撫子としては少し恥ずかしい話しも
普通に聞けるようになりました（苦笑）

治療希望の場合、
予約を入れると日本語通訳の手配も可能だそうです。
日本だと相談しにくいことも
外国でならフランクに話せるかもしれません。

♡藝和人女性医院
☎051-747-4500　9:30~18:30
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