荒技?釜山の魚をソウルへ送る

釜山の海鮮市場を歩いていると目につくのが
ずらりと並ぶ 갈치(カルチ/太刀魚)です。
釜山の人たちはカルチが大好きで、
刺身、焼き魚、チゲなどにして味わいます。
先日、ミョルチ(イワシ)やミヨク(ワカメ)、カルチといった
海産物で知られる機張の大辺港へ行ってきました。
大辺港は春のミョルチ祭りで有名で、
港の周辺には海産物を扱う食堂が軒を連ねています。

さて、今回の目的は、知人が
「ソウルの友だちに新鮮なカルチを送りたい」というもの。
「え?市場でカルチを買って宅急便で?チルドで明日到着?」
超生ものなのに大丈夫なのかな〜と不審げな私に
「今日、届きますから問題ないです」とのこと。
どうやって、今日、ソウルに届くのか???
好奇心のもと、横で様子を見てきました。

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☆土曜の朝10時、まだ、人も少なめで
 のどかな雰囲気の大辺港

192.JPG
☆一束4尾のカルチを4束購入し
 保冷ボックスにいれ頑丈にパッキング


その後、郵便局には行かず、機張から山間を抜け、
釜山北部の老浦洞にある高速バスターミナルへ。
高速バスターミナルに到着したのは11時前。
ここから荷物を送るとのこと。
韓国では高速バスに「人」は乗らずに「荷物」だけを
載せることができるそうです。
しかし、ソウルの高速バスターミナルに着いた荷物は、
そこからどうなるのでしょうか?
相手が荷物を受け取りにきているか、
バイク便を依頼して、自宅に届けてもらうそうです。
この日は11:30のソウル行きのバスに載せ、
17:00過ぎには知人の友人が無事、
獲れたてのカルチを受け取ることができました。

193.JPG
☆高速バスターミナルの建物の一部に運送会社が並びます。
 想像以上に利用者が多く驚きました


このシステムを利用すれば、
ほとんどの生ものを送ることが可能ですね。
料金も6000W前後と安価で、ソウルに即日到着。
仕事の書類を夜中載せて、朝到着もOK。
日本では荷物だけを一般用高速バスに載せて送るのは
難しいと思います。
釜山をワッタカッタしていると、ときおり
こんな風に柔軟性ある韓国のシステムに感動します。

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